暦を歩く
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「冬の詩人」(福島県 二本松)
冬よ 僕に来い、僕に来い 僕は冬の力、冬は僕の餌食だ
「冬の詩人」と呼ばれる高村光太郎。冬を人生の困難な時期にたとえ、そこに強く立ち向かう詩を多く詠みました。福島県二本松出身の女性、智恵子と出会い、作風が大きく変わります。冬は立ち向かうものではなくなり、愛する人と二人で過ごす冬をやさしく歌い、「あたたかい雪」という言葉まで使うようになりました。
冬よ 僕に来い、僕に来い 僕は冬の力、冬は僕の餌食だ
「冬の詩人」と呼ばれる高村光太郎。冬を人生の困難な時期にたとえ、そこに強く立ち向かう詩を多く詠みました。福島県二本松出身の女性、智恵子と出会い、作風が大きく変わります。冬は立ち向かうものではなくなり、愛する人と二人で過ごす冬をやさしく歌い、「あたたかい雪」という言葉まで使うようになりました。