暦を歩く

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「餅つき」 (長野県 上伊那)

年の始めのためしとて 終なき世のめでたさを

正月に欠かせない、餅。長野県南信州の上伊那では、この地の農家が代々受け継いできた古代のもち米「白毛もち米」を使って餅をつき、正月を迎えます。正月に餅を食べるのは、平安時代に宮中で健康と長寿を祈願して行われた正月行事に由来するとされています。また、長く伸びて切れないことから、長寿を願う意味もあると言われています。新しい一年の始まりに、餅を食べて幸せを願います。