暦を歩く
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「芋煮」 (山形県 真室川)
芋の用意 酒の用意や 人遅し
実りの秋、東北各地では、河原など野外で大きな鍋を囲む芋煮(芋煮会)が開かれます。芋煮の芋は里芋。里芋は子芋、孫芋まで捕れることから、子孫繁栄の象徴とされています。正岡子規も里芋の句を数多く詠みました。山形県真室川の農家では、「甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)」という珍しい種類の里芋を育てていました。一家総出で収穫し、その後は芋煮で収穫を祝います。
芋の用意 酒の用意や 人遅し
実りの秋、東北各地では、河原など野外で大きな鍋を囲む芋煮(芋煮会)が開かれます。芋煮の芋は里芋。里芋は子芋、孫芋まで捕れることから、子孫繁栄の象徴とされています。正岡子規も里芋の句を数多く詠みました。山形県真室川の農家では、「甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)」という珍しい種類の里芋を育てていました。一家総出で収穫し、その後は芋煮で収穫を祝います。