暦を歩く
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「ほたるこい」 (岡山県 矢掛)
ほう、ほう、ほたるこい。あっちのみずはにがいぞ、こっちのみずはあまいぞ。
岡山県矢掛(やがけ)町は古くからゲンジボタルの発生地として知られ、かつては初夏になるとこの地を流れる星田川に多くの光の帯ができていたそうです。しかし環境が悪化し徐々にその数は減ってしまいます。そこで地域の人々がホタルの住める環境を取り戻そうと努力した結果、ホタルの里はよみがえろうとしています。宇内ホタル公園と星田川で、地元の人たちが大切にしているホタルを静かに鑑賞します。