暦を歩く
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「ひなまつり」 (静岡県 袋井)
いきいきと ほそ目かがやく 雛かな
東海道五十三次の27番目、ちょうど真ん中に位置する静岡県袋井。徳川家康ゆかりの禅寺・可睡齋では、ちょっと驚きのひな人形が飾られていました。その数3000体、32段もの雛壇にずらりとならんだひな人形は圧巻です。実はこれらは、役目を終えて寺に持ち込まれたもの。再び飾り供養することで新しい命を吹き込み、そして「モノを大切にする心」を学んでもらおうという、伝統文化の新しい形です。
この「可睡斎ひなまつり」は、3月31日(木)まで見ることができます。
撮影場所 秋葉総本殿 可睡斎
撮影協力 袋井市