アーシストcafe 緑のコトノハ

東京の下町、台東区谷中にアトリエを構え、創作を続けるアメリカ出身のアーティスト、アラン・ウエストさん。アメリカ生まれでありながら、彼が描くのは、日本に古くから伝わる絵画、日本画。伝統的な画材と技法を使って、自然とそこに生きる植物の姿をみずみずしく描きます。その流れるような線と繊細な色づかいは、世界中の人を魅了しています。日本画の画材は、墨や、岩絵の具など、自然界の材料から作られるもの。繊細な植物の世界を捉えるのにぴったりなのだといいます。
アトリエもユニークで、道行く人が気軽に作品や創作の様子に接することができるようなデザイン。町の人々とのつながりを大切にし、日本画の魅力を多くの人々に伝えたいと願っているのです。