アーシストcafe 緑のコトノハ

ただ食事を作るのではなく、食卓を囲む空間までコーディネートすることで、人が心から食べることを楽しみ、肉・野菜・穀物など、様々な命とのつながりを感じる事が出来る・・・。そんな役割を担う「フードディレクター」でありたいと願い、精力的に活動して人気を呼んでいるのが、野村友里さん。レセプションパーティなどのケータリングフードの個性的な演出や、料理教室を行なうなど食の可能性を多岐にわたって表現し、その愉しさを広くメッセージしている。美味しい旬の食材を求めて野村さんが足を運んでいるのが、農家の皆さんが農産物を自分で販売する鎌倉の市場。　農家と直接言葉を交わしながら、今の時期、どの食材を、どんな風に料理すれば、美味しく食べることができるのか、丹念に情報収集する。また、生産者と消費者、そして料理人が参加するイベントを開催。「食材はどこでどんな風に生まれたのか」を明らかにする演出で、これからの食のあり方を考えるきっかけ作りにも取り組んでいる。そんな野村さんの明るく力強いコトノハは、日本の食の未来を明るく照らす。