アーシストcafe 緑のコトノハ

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2012年12月31日~2013年1月4日
速水浩平(振動力発電開発者)

今、大きく注目されている全く新しい発電システムが、モノを振動させる事によって発電させる「振動力発電」だ。この「振動力発電」システムを開発したのが、速水浩平さん。振動力発電とは、力を加えて変形させると電圧を発生する「圧電素子」を利用した発電方法で、例えば『発電床』であれば、板状の発電床の内部に、圧電素子が敷き詰められていて、人が床を踏むと、圧電素子が変形して電圧が発生し、発電する。人が歩いているときに床に発生する振動は、普段は人に見向きもされない。しかしその振動エネルギーを電気エネルギーに変換して有効利用できれば、とてもエコな発電になる。そしてこの「振動力発電」はすでに誘導灯などに実用されている。
「電気が音になるなら、音から電気が生まれるのではないか?」と考えた速水さん。だったらスピーカーの音の振動からも電気が生まれるはずだと考え、振動力発電の発明にいたった。速水さんはこの電池もいらない、CO2も出さないいわば “捨てられているエネルギー”の有効活用を目指して精力的に活動している。