アーシストcafe 緑のコトノハ

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2011年11月28日~12月2日
関根秀樹(古代技術研究者)

今私たちの暮らしを根本的に見直す必要がある中、自然と調和していた古代の人々の生活技術を楽しく伝える、関根秀樹さんの活動が注目されている。原始・古代から近代以前の人々がどのような技術や知恵を持っていたのかを研究し、その技術の復原を試みている。研究対象は火のおこし方からはじまり、石器や弓矢づくり、楽器など広範囲に及んでいる。
『焚き火大全』や『縄文生活図鑑』など、多くの著作を発表し、和光大学や桑沢デザイン研究所の非常勤講師として活躍。博物館のソフトデザインを手がける一方、古代楽器づくりや安全で楽しい焚火の方法を紹介するワークショップを開いている。古代人が行なっていた土を利用した染色や、古代の楽器の音色、石を使っての料理などを再現・研究している。古代人の暮しを見つめ直す関根さんのコトノハは、叡智と力強さに満ちている。