アーシストcafe 緑のコトノハ
ストーリー
2011年9月12日~9月16日
倉澤久人(エコ発明家)
倉澤久人(エコ発明家)
長野県辰野町に住む倉澤久人さんは、人呼んで「エコ発明家」。様々なアイデアを駆使し、自然の生み出すエネルギーを活用して、使われなくなった機械を独自に改修したり組み合わせたりして様々な「エコグッズ」を生み出している。水車の回るエネルギーを利用した水力発電機も自力で作り、古いエアロバイクを利用した発電機や、自動マキ割り機など、廃品を利用して愉快で便利な発明を続けている。その根底にあるのが、子供の頃から培った「モッタナイ精神」。戦後のモノの乏しい時代に育った倉澤さんは、なんでも大切にして使い切る精神の持ち主だ。「使えるモノは捨てずに使おう」と考えているうちに辿り着いたのが、廃品を利用したりした数々の「エコグッズ」だった。「こうした小さな取り組みでも、自然の力をうまく利用していけば、大きな節電や資源の節約につながる」と倉沢さんは力を込めて語る。