アーシストcafe 緑のコトノハ

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2012年2月6日~2月10日
山崎充哲(お魚ポストの会代表)

250種以上の外来種が確認され、皮肉を込めて「タマゾン川」とも呼ばれている多摩川。飼い続ける事が出来なくなった熱帯魚などが、勝手に放流されていることが原因だ。この「外来魚のデパート」とも呼ばれている事態を憂え、多摩川沿いの稲田公園にお魚を引き取る「おさかなポスト」を設置したのが、山崎充哲さん。「おさかなポスト」に入れられた魚は、山崎さん達が回収するが、1年間に約1万匹にも及ぶ。回収された魚は幼稚園や小学校・高齢者施設などに引き渡され、時には環境教育などに活用される事も。そして山崎さんは学校の生徒たちに、外来魚の脅威や、川の生態系を守る事の大切さを伝えている。激変してしまった多摩川の環境を、回復しようとする山崎さんの様々な取り組みを紹介する。