アーシストcafe 緑のコトノハ

富士山の麓の山梨県・鳴沢町に暮らすアメリカ出身のジェイコブ・ライナーさんは、人が住まなくなった古民家を「エコ改築」する仕事に取り組んでいる。 ジェイコブさんが改築したエコハウスは、少ないエネルギーで生活出来るよう、様々な工夫が施されている。壁をはずして南向きに大きな窓を付け、窓ガラスは全て二重にし、壁にも断熱材をたっぷり入れた。「１００年前に建てられた家をエコ改築したら、あと１００年先まで 残って欲しい。そんな２００年住める家を作っていきたい」と抱負を語る。 また、ジェイコブさんは古い家を再利用してカフェも開いている。人気のピザやミントティーは自ら育てた有機野菜やハーブから生まれる自慢の逸品。こうした大地とつながる暮らしを多くの人と分かち合うために、新しいコミュニティーである、「エコビレッジ」を構想中。ジェイコブさんがエコ改築した民家に移住してきた家族や、地元の人々と計画を進めている。