アーシストcafe 緑のコトノハ

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ストーリー

2011年4月11日~4月15日
高汐健司(NPO大江戸野菜研究会 事務局長)

都会で働きながら、緑と親しみ環境を守りたい。そんな気持ちから、NPO「大江戸野菜研究会」の事務局長高汐さんは、屋上で野菜を育てる活動をしている。中心メンバーは、神田や銀座のビルのオーナーや、そこで働く人たち30名。勤め帰りに土に親しんでいるのだ。高汐さんたちは自らが働く会社だけではなく、デパート・出版社など、様々な所に働きかけ、20箇所の屋上を畑に変えてきた。都心の過剰な気温上昇を防ぐ役割も果たすという、屋上の畑。屋上は虫が来ないから無農薬栽培に適してもいる、という。育てている野菜は、小松菜・ニンジン・ブロッコリー・白菜など多種多様。地元で採れた野菜を地元で消費できれば、輸送のエネルギーもかからない。屋上を緑の畑に変えるという、職場と目と鼻の先で多くの人が参加できる環境活動を続ける高汐さんは「都会の真ん中で新鮮な野菜を作って、美味しくいただく。そんな環境を守る地産地消を目指したい」と語る。