アーシストcafe 緑のコトノハ

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2010年1月4日~1月8日
笹岡隆甫(華道家)

山紫水明の地、京都で生まれ発達した生け花の世界。
その中で今注目を集めているのが未生流笹岡次期家元の笹岡隆甫さん。
笹岡さんは、狂言やミュージカルの舞台上で花を生ける新たな試み「いけばなパフォーマンスで、若い世代にも広く生け花の面白さを伝えながら、京都の街を舞台に様々な花姿を提案しています。
古寺では、日本建築と庭園の四季に調和するように花を生け、さらに嵐山の夜の街を花と灯りで彩る催し「京都・花灯路」では冬の花々を華麗に飾ります。そんな彼が今憂慮しているのは、京都の四季が以前とは違うこと。地球温暖化のせいか、紅葉の色はくすみ、冬に雪を見ることも少なくなったとか。笹岡さんは今、地元の若手アーティストたちと環境保護団体をたちあげ、京都の伝統文化を継承する立場から、地球環境の危機を訴えようとしています。