アーシストcafe 緑のコトノハ

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2009年8月24日~8月28日
染谷ゆみ(TOKYO油田 リーダー)

現在日本国内で廃棄される年間40万トンもの食用油のうち、半分は飲食店や一般家庭から出され、ゴミや生活排水となり、環境破壊の原因にもなっている。 そんな状況に危機感を持ち、立ち上がったのが、東京・墨田区の油商の3代目・染谷ゆみさん。「てんぷら油をただゴミのように捨てるのはもったいない!」と10年ほど前からてんぷら油をバイオディーゼル燃料にリサイクル、車の燃料として甦らせています。 1993年に世界で初めて廃食油をディーゼル燃料として開発する事に成功した染谷さんの目標は、家庭と飲食店から出る廃食油の全量回収。実現すればディーゼル車20万台の燃料になり、CO2排出量も大幅に削減出来るといいます。 「東京は実は世界有数の油田なんだ」と語る染谷さんのコトノハには、2017年までに全ての廃食油再利用達成という強い願いが込められています。