アーシストcafe 緑のコトノハ

奥多摩地方から東京湾へと流れる、首都圏を代表する河川、多摩川。
映画「釣りバカ日誌」でお馴染み、俳優の中本賢さんは、２５年前からこの川の傍らで暮らしています。
そして中本さんは、この川の魚の生態調査をし、川の環境改善を働きかける活動を長年続けてきました。
以前は生活廃水で黒くよどんでいた多摩川。今では毎年、百万匹以上もの天然アユが遡上するほどに再生しました。
そんな多摩川を舞台に、中本さんは５年前から子供たちのために、川遊びの体験教室も開いています。
多摩川がきれいになった理由は、流域に暮らす人達が川に興味を持ち、川を愛するようになったからだとと考えている中本さん。「川の再生は人々が強く願うことから始まる」と、川風を受けながら笑顔で語ります。