アーシストcafe 緑のコトノハ
ストーリー
2009年5月4日~5月8日
江戸家小猫(ものまね演芸家)
江戸家小猫(ものまね演芸家)
動物ものまね芸の第一人者で、文化庁芸術祭優秀賞を受賞した江戸家小猫さん。 鳥や昆虫から動物まで2百種類近くのレパートリーがあります。 新しいネタを探し、30年以上全国の野山に出かけ、実際に様々な生き物の生態・しぐさ・鳴き方を丹念に研究、ものまね芸に高めてきたのです。そうした暮らしの中で、野鳥や渡り鳥が少なくなるなど、自然破壊に気づくようになりました。そして忙しい寄席のスケジュールを縫いながら、全国で自然と環境をテーマにした講演活動を始めるようになったのです。 動物のものまねは代々続いた伝統的なお家芸。 2009年秋には、祖父も父も名乗った4代目江戸家猫八を襲名します。 「芸の師匠は父・大師匠は生き物。僕のものまねを通じて皆さんに自然そのものを感じて欲しい」と小猫さん。 鳥や山を巡る環境と、その変化を独自の視点で見つめ続けてきた小猫さんのコトノハは、生き物達を心の底から敬う気持ちに溢れています