アーシストcafe 緑のコトノハ
ストーリー
2016年11月28日~12月2日
全田 和也(ごかんたいそう)
全田 和也(ごかんたいそう)
神奈川県逗子市。海も山も近い自然豊かな環境で子ども達の五感を養い、自尊心を育むことを目指す保育「ごかんたいそう」を主宰する全田さん。1〜2歳児(約20名)が通う「ごかんのいえ」と3~5歳児(約20名)の「ごかんのもり」、2つの保育園を運営、“保育とパーマカルチャーとアート”を掲げ、永続的な農業をめざすパーマカルチャー農園から、子どもを対象にしたアートスクールまで、幅広い活動を展開しています。子どもたちの暮らしは、野外が基本。毎日のように海や山へ赴き子ども達は感性を解き放ちます。パーマカルチャーの農園では有機野菜を育て、一緒に料理して食育。サツマイモのツルを炒めてキンピラや味噌汁にするなど、食物を余さず大切にいただくことも体験しています。園舎には壁が黒板になっている部屋も。子ども達はチョークで思いきり絵を描き、森で集めたドングリでコマやペンダントを作ります。全田さんは、多くの人々に、その取り組みを知ってもらいたいと毎月一度、「ごかんのもり」でワークショップを開いています。その活動を通じて地域の大人達の絆もしっかりと生み出してきた全田さん。「子どもたちは未来を担う社会の宝。街のみんながつながり、育て合えたら・・・」と語ります。大人の五感まで解き放つそのコトノハを、たっぷり楽しみたいものです。
「ごかんたいそう」の活動をもっと知るには・・・
http://gokantaiso.org/