アーシストcafe 緑のコトノハ

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2016年6月20日~6月24日
横田敬一(横田園芸)

全国でも大変珍しい食用のバラ生産に先駆的に取り組んでいるのは、神奈川県平塚市の園芸家・横田敬一さん。しかも無農薬栽培がとても難しい花なのに、オーガニックで育てています。バラは口に含むと総じて渋いのですが、横田さんは200種類以上のバラを試食し、甘く芳醇な香りがするピンク、紫、純白の3種類のバラを探し当てました。
現在の生産量は年間1万3千輪ほど。レストランやケーキ店に出荷し、サラダやデザートなどに使われています。また妻の春枝さんが作る珍しい「バラジャム」も人気です。横田さんは食材として提供するためには化学農薬と化学肥料と縁を切りたいと思いました。そこで温室にテントウムシやカエルなどを入れ、アブラムシなどの害虫を食べてもらうことにしたのです。堆肥にはバラの枯葉を活用。自然の循環を大切にしたいと考えています。その仕事は無農薬の野菜作りにも発展。さらに仲間を募って、直売所「夕陽ヶ丘ファーマーズ」も開設しました。美しいバラの花を通じて、人と大地とつながる暮らしに至った楽しさを伝える、初夏を彩る横田さんのコトノハを紹介します。

横田さんの仕事をもっと知るには・・・
http://www9.plala.or.jp/yokota1/

夕陽ヶ丘ファーマーズは・・・
神奈川県平塚市宮松町12-52
TEL&FAX 0463-79-9399
http://www.yuuhigaokafarmers.com/