アーシストcafe 緑のコトノハ
ストーリー
2009年3月30日~4月3日
自然エネルギーの町(岩手県葛巻町の皆さん)
自然エネルギーの町(岩手県葛巻町の皆さん)
岩手県葛巻町(くずまきちょう)は自然エネルギーの町として、今全国の注目を集めています。 風力や太陽光、バイオマスや小型水力の発電を町ぐるみで進め、町内の需要の2倍もの電力を産みだし、年間5千人もの視察者が訪れるほどです。 この動きに誇りを持つ町の人々。化石燃料の使用を減少させる、間伐材や廃材を粒状に固めたペレット燃料と、専用のペレットストーブやボイラーを利用する家庭も増えています。 西島康之さんもその一人。経営する老人ホームではペレットボイラーが大活躍しています。 昔ながらの動力も復活。高家卓範・章子さん夫妻は水車でそば粉を挽くそば屋さんです。 吉成信夫さんは廃校になった小学校の校舎を借り、小型水力発電をはじめ様々な自然エネルギーを子供の環境教育に活用するNPOを立ち上げました。 こうした「自然エネルギーのエコミュージアム」と呼ばれる葛巻町の皆さんの熱意溢れる活動は日本のエネルギーの未来を指し示しているに違いありません。