アーシストcafe 緑のコトノハ

東京・足立区の一風変わったアパート。2階建てのメゾネットタイプ、２ＬＤＫＧ。「Ｇ」とは、ガーデンのこと！　畑つきでエコな暮らしができるアパート、４世帯が住む「花園荘」です。コミュニティ・ガーデンのＮＰＯ活動をしていた大家の平田裕之さんが「畑を作り収穫する、分かち合うことが生活を豊かにする」と実感し生まれました。 花園荘にはエコの工夫がいっぱい。建材は地産地消であり、東京の多摩地区の木材を使用。ワインの廃樽の雨水タンク、太陽熱利用システムが組み込まれた屋根、日射しを遮る長いひさしや、ゴーヤのグリーンカーテンなど、自然の力を活用しているのです。住民はほとんどエアコンを使わないのだとか。玄関前の畑で採れた野菜を隣家と交換したり、子どもをみんなで見守ったり、助け合いを楽しみながら暮らしています。隣に住む平田さんは、共有スペースの果樹の剪定などを行い、ブドウやゴーヤなどの収穫パーティを企画して住民達のコミュニティ作りをサポートしています。花園荘の決まりはただひとつ、「畑に、車やバイクは置かないこと」。平田さんはゆるやかに参加できる、エコなコミュニティ作りを目指しているのです。

その暮らしをもっと知るには・・・
ブログ「畑がついているエコアパートをつくろう」　
http://blog.canpan.info/eco-apa/

連絡先・・・　ecoapart@gmail.com