アーシストcafe 緑のコトノハ

なんと電気代0円を実現させ、注目を集めているのが、東京・国立に住む織物・染色作家の藤井智佳子さん。電気代0円生活を始めたきっかけは、東日本大震災で感じた「出来ることから生活を変えたい」との想いから。ベランダにソーラーパネルを設置し、パソコンや携帯電話などの家電の電力を賄っています。そして本業の染色の仕事で使うアイロンを炭アイロンに変え、室内の明かりは、いらなくなったＣＤと電球を組み合わせた手作りライトを使っています。どうしても冷やしたい食材は自家製の気化熱を利用した電気を使わない冷蔵庫に入れます。さらには太陽光の熱で料理が出来るソーラークッカーを利用。カレーや干し芋を作ったりなど日々の料理にも太陽の力が欠かせません。この生活を多くの人に知ってもらいたいと、「ソーラー女子」というホームページをたちあげライフスタイルを発信したり、自宅を公開し、「電気代０円生活」の極意を惜しげもなく伝授しています。アイデア溢れる「電気代０円生活」は、電気に支えらえた暮らしを見つめ直す示唆に溢れています。