アーシストcafe 緑のコトノハ

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2013年12月16日~12月20日
緒方伶香(羊毛作家)

羊毛といえば、手編みの毛糸のセーター? いえいえ、そればかりではありません。羊毛の手仕事はもっと多彩!固めて、染めて、織って・・・編むのはその一部。そんな「羊毛のしごと」を著書や雑誌で伝え、人々を魅了しているのが緒方伶(れい)香(こ)さん。15年ほど前、初めて羊毛に触れ、その綿菓子のような風合いに心ひかれたといいます。羊から刈り取った原毛を洗い、足踏みの紡ぎ車で紡いだ毛糸は、とってもナチュラルな素材。緒方さんは自分で紡いだ羊毛を使って、フェルト生地のバッグやルームシューズ、ミトンやマフラーなど、ぬくもりあふれるモノたちを生み出しています。時には純白な羊毛を、植物で染めることも。クヌギの実やケヤキ、ビワの葉などで染めると、とても優しくて穏やかな風合いに染まります。今回は、そんな緒方さんの豊かな羊毛の世界からコトノハが紡がれます。