アーシストcafe 緑のコトノハ
ストーリー
2014年3月10日~3月14日
小田嶋電哲(藤野電力 エネルギー戦略企画室室長)
小田嶋電哲(藤野電力 エネルギー戦略企画室室長)
東日本大震災後、神奈川県北部の里山・相模原市藤野地区で、地域での電力自給を目指す市民グループの活動に注目が集まっています。その名も「藤野電力」。その中心メンバーとして活躍しているのが、小田嶋電哲さん。「自分達のエネルギーは 自分達の手で。地域で使うエネルギーは地域で作りたい」と、簡単な太陽光発電装置の組み立てワークショップの開催や、祭りやイベントへの再生可能エネルギーによる電力供給を中心に精力的に活動しています。「電力の自給自足」というと一見難しく感じますが、ワークショップで作る装置は仕組みも簡単で値段も手頃、誰でも楽しみながら電気を作れます。今年は地域に市民発電所をつくる一環として、拠点である地元の廃校の100%自家発電に挑戦。さらに太陽光発電による電動バイクの充電ステーションの設置、運用にも取り組み始めています。その活動には「自然エネルギーをきっかけに、エネルギーを使った暮らしをもう一度見つめ直してほしい」という思いが込められています。