アーシストcafe 緑のコトノハ

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2013年3月11日~3月15日
平野彰秀 (岐阜県小水力利用推進協議会 事務局長)

岐阜県郡上市の石徹白(いとしろ)地区は標高700メートル、白山を源とした豊かな水の恵みのある小さな集落です。ここで行われているのが水車による発電。水力発電を地域の活性化につなげる取り組みが、大きな注目を浴びています。  中心的メンバーの一人が、この集落に住む平野彰秀さん。「地産地消」のエネルギーに切り替えることは、単に地球環境をよくするだけではなく、地元の力で暮らしを作っていこうとする「自治の精神」を取り戻すことにつながると信じています。現在水車で発電した電気は、街灯・地元NPO事務所・農産物加工施設という三ヶ所に供給され、地域を再生したいと願う地元住民たちの取り組みを下支えしています。更に3年後をめどに全世帯の電力を賄う水力発電所を建設する計画で、地域の人々と共に平野さんは奔走中。石徹白の自然や人と人との温かいふれあいを大切に感じている平野さんのコトノハを紹介します。