アーシストcafe 緑のコトノハ

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2013年2月18日~2月22日
飯島博 (NPO法人アサザ基金代表理事)

関東地方の水がめである大切な霞ヶ浦。その霞ヶ浦の自然を守りたいと活動しているのが飯島博さん。その活動のきっかけが、17年前、霞ヶ浦のほとりの生物を調査している際に出会った「アサザ」。アサザとは、秋になると黄色く可憐な花を咲かせる水生植物で、今、絶滅が危惧されています。飯島さんは、このアサザをシンボルに霞ヶ浦全体の自然をよみがえらせたいとNPOアサザ基金を設立しました。アサザの苗を地元の小学校などと共に育てる里親制度をスタートさせたり、その苗を湖に植えるなどの活動を行っています。 谷津田の整備やビオトープづくりなども地元住民たちと協力して始め、その活動は大きな広がりを見せています。そんな飯島さんの活動は、高く評価され、ふるさとづくり賞内閣官房長官賞(2001)など数々の賞を受賞しています。 飯島さんは、「100年後、トキが舞うことができるように霞ヶ浦の環境をよみがえらせてたい」と夢を語ります。