週刊記念日～この日何の日～

9月1日「マテ茶の日」

９月１日は「マテ茶の日」です。制定したのは、日本マテ茶協会です。マテ茶とは、南米のブラジル、パラグアイ、アルゼンチンで生産されるモチノキ科の植物。食物繊維をはじめ、栄養分が豊富なことから、飲むサラダと呼ばれ、南米特有の肉料理中心の食生活に取り入れられてきたそうです。どうしてこの３国なのかというと、アルゼンチンとブラジルにまたがる「イグアスの滝」に関係しているそうです。この滝の周辺には、鉄分を多く含む肥沃で真っ赤な土壌が広がり、その土壌と南米の気候が、マテ茶の生育に影響しているそうです。そのマテ茶がいつ頃日本に伝わったのか、定かではないそうですが、今日のように日本の市場に出回るようになったのは、ここ３０年くらいのようです。さて、日本でのマテ茶の飲み方といえば、日本茶のような飲み方が一般的のようですが、本場南米の飲み方は少し違っています。特殊な容器に茶葉を入れ、特殊なストローを差し込み、一口で飲む量のお湯を注ぎつつ、底の方からちびちび飲んでいく、というイメージ。また、同じ容器のお茶を、何人かで回し飲みするのが、友情の証であったり、家族の証であったりするそうです。