週刊記念日～この日何の日～

4月3日「読み聞かせの日」

４月３日は、読み聞かせの日。制定したのは、日本朗読検定協会です。４と３で「よみ」と読めることから、この日に制定されました。読み聞かせとは、文字通り、本などを読んで相手に聞かせることですが、朗読との違いを、協会では次のように考えています。読み聞かせは、子供たちを対象にしたもの。朗読は、正しい発音やアクセントなどを意識しなければなりませんが、読み聞かせは、それよりも、喜怒哀楽の感情表現の方を重視するのだそうです。今回、番組では、大阪の大学で行われている読み聞かせの授業を取材しました。授業では、本に出てくる主人公が、どのように喜んでいるのか、なぜ喜んでいるのか、などを、聞く人と一緒に考え、表現して、読み方を色々と工夫しながら、読み聞かせが進んでいきます。同じフレーズでも読み方によって印象が随分変わります。先生の指導を受けると、学生さんたちの読み聞かせが少しずつ変わっていくのです。そのような読み聞かせを受けた子供たちは、感受性や発想が豊かになるのだとか。また、中学生になるまで、親から読み聞かせを受けていた子供が、有名大学に多く進学している、というデータもあるのだそうです。