週刊記念日～この日何の日～

9月9日「食べものを大切にする日」

９月９日は、食べものを大切にする日です。この日を作ったのは、およそ５０年前から、食べものを大切にする心や知恵を広める活動を続けてきた、ベターホーム協会です。ベターホーム協会は、発足当時から、主婦が主体となり、料理教室を開いたり、レシピ本を発行して、日本の食文化と向き合ってきました。食料自給率が他の先進国に比べ、きわめて低いにもかかわらず、食べ方には非常に無駄が多い日本。日本人はおよそ３割の食料を捨てたり、残したりして、食べていないというデータがあります。そこで、食材を有効利用する知識や知恵を広めるきっかけにしたいという思いから、この記念日が作られました。番組では、実際の料理教室を取材し、食材を無駄にしない知恵を紹介します。 また９月９日は、日本の伝統行事の一つである、重陽の節句でもあります。重陽の節句は、健康を祝う日でもあるため、この記念日には、食べものを大切にし、健康を願う、という思いも込められています。