週刊記念日～この日何の日～

10月10日「銭湯の日」

10月10日の銭湯の日は、数字にすると千と十の語呂合わせで制定されました。そもそも銭湯の起源は、6世紀に伝来した仏教の寺院で行われていた浴室や温室で身を清める施浴(せよく)と言われています。その後、平安時代末期に料金を取る銭湯ができましたが、江戸で初めて銭湯ができたのは安土桃山時代。伊勢与一という人が現在の東京にある江戸橋付近にあった銭瓶橋の近くに銭湯を建てたと言われています。その後「町ごとに風呂あり」と言われるほど江戸中に広まったといいます。現在銭湯は年々その数が減少していますが、その一方で銭湯の役割が見直されています。たくさんの人と過ごす銭湯は子供にとって社会のルールを学び、心を育むことができる場でもあるといいます。足立区の銭湯を訪ねて店主にお話を聞きました。また番組の最後には東京での10月10日銭湯の日の前後で行われるイベントをお知らせします。