週刊記念日~この日何の日~
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8月6日(火)
8月10日「帽子の日」
8月10日の帽子の日は英語で帽子の意味のHATの語呂合わせで制定されました。日本で帽子が広く被られるようになったきっかけは明治時代の文明開化とされています。断髪令が施行されて男性は髷を切り、帽子を被るようになりました。当時は海外からの輸入品が多かったのですが、国内では帽子に使う皮を加工する馬具職人が帽子を作っていました。当時、男性が被っていたのは中折帽やパナマ帽などでした。女性は麦わら帽子やボンネットという帽子を被っていました。現在ではファッション性の高いものが目に付きますが、UVカットや吸汗・速乾性のある素材が使われている機能的な帽子も多く作られています。また帽子には頭への衝撃を軽減する実験結果もあり、高齢者に家の内外で帽子を被ることが勧められています。そうした最新の帽子事情を追います。