人生を変える7日旅

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放送内容

♯25 金沢・能登の伝統…加賀友禅×八木沼純子

今回の旅人は元フィギュアスケート日本代表・八木沼純子。
5歳からフィギュアスケートを始め、14歳でカルガリー五輪に出場。
豊かな表現力とその容姿から、銀盤のアイドルとして一躍注目を集めた。
大学卒業と同時に惜しまれつつも現役を引退し、活動の場をアイスショーの舞台へ。2013年までリーダーとしてチームをまとめ上げた。

ヨーロッパ発祥のフィギュアスケートに人生を捧げ、これまで"西洋の美"を追求し続けてきた八木沼だが、引退後は対照的に、着物や工芸品など"この国に受け継がれている伝統の美"に興味を惹かれるようになったという。

そんな八木沼が旅先に選んだのは、伝統工芸王国の金沢・能登。
最初に訪れた金沢では、加賀友禅の奥深い世界へと足を踏み入れることとなった。
金沢を代表する加賀友禅作家・中町博志さんの工房を訪ね、熟練の技を間近で見た八木沼は、手間暇を惜しまない職人の姿勢に感銘を受ける。
さらに旅は能登半島へと続き、七輪の職人と輪島塗に魅せられて来日したイギリス人漆作家 スザーン・ロスさんの元を訪ね、プチ弟子入り。
「地道にコツコツと1つのことを突き詰めることが好き」と話す八木沼が、職人の仕事を通じ、改めて地道な積み重ねの大切さを思い出す。

これまでの人生の中で、今が一番もがいている時期だと話す彼女が、7日間の旅で見つけた1つの答えとは?