ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

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6月6日(土)ゲスト: おすぎ (映画評論家)

歯に衣着せぬ言動と豊富な知識で、辛口映画評論家として人気を博すおすぎと、映画監督、ヤン・ヨンヒの顔合わせ。インタビュー場所は、おすぎがかつて、毎晩のように訪れたという新宿・ゴールデン街。今回は、ヤン・ヨンヒたっての希望でインタビューが実現した。
駆け出しの頃、漠然と映画を撮りたいと考えていたが、なかなか一歩を踏み出せないでいたヤンの背中を押してくれたのが、実はおすぎだったという。恩人・おすぎの生き方を本人から聞いてみたい…、これがヤンの願いだった。

在日2世のヤンと、「オネエ」としてのおすぎ。同じマイノリティの存在としてヤンが聞きたかったことは「どうしてそんなに強く生きられるのか?」
長いものに撒かれてしまう生き方の方がずっと楽な気がするのに…。
そこでおすぎの口から語られたのは出会ってきた数々の人達の中での本当の自分についてだった。

双子の兄弟であるピーコと自分の違い、名映画解説者、淀川長治との知られざるエピソード、東京での生活を捨て福岡に拠点をおく理由、“オネエ”の先駆けとして、今のテレビで活躍する「オネエタレント」を鋭く批評。 オネエとして生きてきた半生で得たもの、「普通と違う人」という見られ方をされて来たからこそ分かる人間の本音。恋愛、衣装、食べ物まで“美しいもの”でなければいけないというおすぎの人生観とは。

今年70歳を迎えて、人生の終焉を如何に過ごすかなど…、これまで決して語られてこなかった事柄の数々…。さらに、おすぎ一押しの映画とは…。

今回、映画評論家と映画監督がお届けするザ・インタビュー。おすぎの人生観を変えた映画の名シーンなどを交え、誰も見たことのない横顔がにじみ出る60分だ。

6月7日(日)ゲスト:星野仙一 (東北楽天ゴールデンイーグルス シニアアドバイザー)

「闘将」、「燃える男」と呼ばれ、闘争心むき出しで勝負に挑んできた男、星野仙一。時には乱闘を起こし、審判に猛抗議し退場になる事も。勝つためならばどんな事にでも挑んできた。そんな星野の裸の履歴書を追う。

インタビュー場所は東北楽天ゴールデンイーグルスのホーム球場「楽天KOBOスタジアム宮城」。記憶に新しい、2013年の日本シリーズを勝ち抜いた激闘の場。
2011年、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督に就任した星野。就任の際、当時弱小チームの監督になる事に周囲は反対したという。しかし星野はそれを押し切り監督に就任、そこには野球人としての熱い思いがあった。

監督就任時に起きた東日本大震災。開幕前に遠征をしていた選手は仙台に帰りたいと懇願した。しかし星野だけは反対したと言う「野球どころでは無い」と言う選手たちを一喝した星野の真意とは?そして震災が起きた時に星野が行った事とは?

2013年日本シリーズ、対巨人戦。3勝3敗で挑んだ第7戦。
3対0で迎えた9回の裏。投手田中将大がマウンドに立つ。前日160球を投げ、負けていた田中を起用した理由とは?そして2アウト1、3塁のピンチ…。
これまで語ることの無かった日本シリーズ優勝の裏話を赤裸々に語る。

監督時代、審判に抗議し熱くなり乱闘を起こすこともあった星野。しかしそこには、星野流の緻密な戦略があった。

68歳の今、自身の人生を振り返り「運が良かった」と星野は言う。
そんな星野には、これからの野球界を盛り上げるための、秘策があると言う。星野が考える野球界の未来とは?そして星野の今後とは?