イオン環境財団PRESENTS いのちをつなごう ~生物多様性を巡る旅~

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首都・東京を流れる多摩川。
「都会の汚れた川」のイメージがありそうですが、目を凝らすと、実に様々な生き物が暮らしていることがわかりました。多摩川の漁師と共に川を下りながら生物多様性を考えます。

今年の夏、多摩川で、釣り糸にアユがかかりました。
清流にしか住まないというアユ、さらに、夜になり川に入ると、今度はテナガエビが見つかりました。かつて「死の川」とまで呼ばれた多摩川がどうして「命を育む」川に戻ることができたのでしょうか?

10月、東京・青山。イオン環境財団が主催するフォーラムで生物多様性に貢献した3人が研究者が表彰されました。
日本と同じように魚をよく食する南米チリの海洋生態学のスペシャリスト、戦火で、特に枯葉剤で、豊かな森が消えたベトナムにおいて環境保護の父と呼ばれる科学者、そして、生物多様性の宝庫と言われる中米コスタリカのパイオニア。
3人に共通していたことは、『生物多様性を維持するために、人間が自然に主体的に関わること』でした。

一方、日本では、この夏、生物学者・福岡伸一教授が、全国4ヶ所の生物多様性の現場を訪ねました。北海道・むかわ町、滋賀・近江八幡市、熊本・阿蘇、そして、東京・多摩川です。そこでは、人の手が入った、ごく身近な自然の中に生物多様性が育まれていました。
私たち一人ひとりが、これから生物多様性に触れて、保ち続けていくために何をすればいいのか、番組の中には、いくつものキーワードが刻み込まれています。

【監修】
青山学院大学教授・生物学者 福岡伸一
【ナレーション】
優木まおみ