いにしへ日和

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ストーリー

【宮城】大崎市・鳴子温泉

奥州三名湯の一つに数えられる、鳴子温泉。 この温泉のシンボルとは、共同浴場「滝の湯」です。 木の桶を通じて浴槽へと流れる源泉は、温泉街を見下ろす高台にある鳴子温泉神社の「ご神湯」とされています。 温泉神社は、承和4(837)年、この地に温泉が湧く契機となった噴火を鎮め、その神を祀ったことが起源とされています。 そんな鳴子神社の境内に静かにたたずむのが、こけしです。 鳴子は、伝統工芸品・鳴子こけしの里としても有名です。 かつて山奥で木地業を生業とする人々が、我が子に与えたのが始まりと言われる伝統のこけし作りは二百年の時を経て、今も鳴子で引き継がれています。