いにしへ日和

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ストーリー

【千葉】鋸南町・鋸山 日本寺

ギザギザした稜線が鋸(のこぎり)の歯に似ていることから、 その名がついた鋸山は、江戸時代から良質な石の産地として 知られてきました。 この山の大半を境内とする日本寺は、奈良時代に行基によって 開山された、関東最古の修験場です。 参道を進むと姿を現すのが、千五百羅漢。 江戸中期、彫刻師の大野甚五郎が弟子と共に生涯をかけて 刻んだ石仏1,553体は世界一の数を誇ります。それぞれが 喜怒哀楽の感情を表し、一つとして同じ顔がないといわれています。 二千六百余段ある石段を登り山頂に着くと待っているのは、 東京湾を一望する絶景です。 時代を超えて人々が天下泰平を祈ってきた鋸山を紹介します。