いにしへ日和

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ストーリー

【青森】黒石・ランプの宿

八甲田の山麓にひっそりと佇む一軒宿、青荷温泉(あおにおんせん)こんこんと湧き出る、くせの無い、柔らかな湯は、もとはマタギが山に猟に出た時に、利用した湯であったと伝えられています。その後、1931年に青森県の歌人、丹羽洋岳によって開かれました。開湯時の姿を今も守るこの宿では、夕暮れ時になると電気の代わりに、ランプが灯されます。その数、200。客室はもちろん、風呂や廊下、厨房も、照明はランプ。柔らかく、ゆらめく灯りが創りだす、幻想的な世界。静寂で、どこか懐かしい、山奥の秘湯を紹介します。