いにしへ日和

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ストーリー

【福島】  会津若松・武士魂、唐人凧

会津若松のシンボル・鶴ヶ城が、昨年赤瓦にお色直しして、幕末に会津藩士が守った姿に戻りました。鉄錆の釉薬を施した赤い瓦は、冬の厳しい寒さや凍結に耐える力があるといいます。幕末、戊辰戦争の時、鶴ヶ城で凧が上がったといいます。それか孤立無援の戦の中会津藩士の士気を鼓舞するために、藩校・日新館の生徒だった少年があげたものでした。大きく目をむき出した顔が描かれた「会津唐人凧」を作っているのは、創業1624年の「竹藤」。170年の時を経た会津最古の商家建築の中で、今も昔ながらの製法を守り唐人凧が作られています。会津武士の魂を今に伝える、鶴ヶ城お会津唐人凧を訪ねます。