いにしへ日和
ストーリー
【山形】 酒田市・港町酒田
庄内地方は、庄内平野を中心とした山形県の日本海沿岸部のこと。
この地方は、雪解け水を利用した稲作が盛んな、米どころです。酒田市は、庄内米の積み出し港として、江戸時代に大きく栄えた町。
美しいケヤキ並木の横にある山居倉庫は、今も穀物倉庫として現役です。相馬楼はかつて豪商たちが利用した酒田屈指の料亭、相馬屋の名残りを
伝える場所。北前船によって運ばれた京文化を取り入れたこの料亭は、大正時代には、竹久夢二や詩人の野口雨情などの文人墨客も数多く訪れています。