いにしへ日和

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ストーリー

【群馬】 法師温泉

上州と越後の国境近く、法師川上流にある温泉一軒宿「法師温泉 長寿館」。
ここには多くの文豪たちが訪れました。歌人・与謝野晶子もその一人。
『草まくら手枕に似じ借らざらん山のいでゆの丸太のまくら』
晶子がこの温泉を詠んだ歌が、玄関先の歌碑に刻まれています。
晶子が宿泊した部屋も残されています。
趣のある湯屋は、アーチ型の窓が鹿鳴館調とも言われる「法師乃湯」。
底に玉石が敷かれている浴槽からは、時折ぷくぷくと泡を伴い湯が湧出します。