いにしへ日和

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ストーリー

【神奈川】 横浜・山手西洋館

1867年(慶応3年)江戸幕府は横浜の高台にある山手を、外国人居留地に定めます。やがて山手には外国人用の住宅や、キリスト教系の学校などが次々と建てられるようなります。
JR石川町駅から歩いて5分の所にあるイタリア山庭園。
かつてイタリア領事館があったこの場所は、今は西洋庭園となっています。
そこから10分ほど歩いたところにあるのが、生糸貿易商として活躍したエリスマンの邸宅。
設計は「現代建築の父」といわれるチェコ出身の建築家アントニン・レーモンドです。
小道を挟んで建っているのは、ベーリック・ホール。
ここは、第二次世界大戦前までイギリス人貿易商B.R.べリックの邸宅として、その後はインターナショナルスクールの寄宿舎として使用されていました。
現存する戦前の山手外国人住宅の中では最大規模の建物です。