いにしへ日和

【青森】　黒石　こみせ通り

城下町の風情を今に伝える「こみせ通り」。
多くの旅人が黒石を通り、青森へ向かいました。
藩政時代、商店街として栄えていたこの通りは、今もほぼ、そのままの形で残っています。
「こみせ通り」の特徴は、町屋の表通りの正面に長くのびた「ひさし」。
この「ひさし」を付けた家々が密接して、連続した軒並みを形成し、
夏は日差しから、冬は降り積もる雪から、人々を守ってきたのです。
江戸中期の商家「高橋家住宅」（重文）や、今でも続く酒の醸造店を訪ねます。