【2011年1月30日】
<トップニュース>
1.エジプト情勢緊迫
 ムバラク大統領の退陣を求めるデモ隊と警官隊との衝突が続いています。
 死者100人を超えたという報道も。
 ムバラク大統領の退陣はあるのでしょうか?
  カイロ支局から最新情報も 野村記者が生報告

2.ロシア爆破テロと北カフカス
 ロシア空港テロの衝撃 日本人に被害が出てもおかしくない状況
 メドベージェフ「国家への挑戦だ。テロ組織を破壊する」

テーマ1 北カフカスとは
 ロシアの南、黒海とカスピ海にはさまれ、カフカス山脈の北側に位置します。
 オスマン帝国やロシア帝国の支配を受け、多くの民族・宗教がモザイク状に存在する地域です。

テーマ2 カフカス問題~テロの背景には住民の不満
 昨年3月には地下鉄で連続自爆テロが起き、40人が死亡。
 こちらも北カフカスの武装勢力が関与したと言われています。
 なぜ北カフカスがテロの温床になっているのでしょうか?

テーマ3 ソチ五輪、W杯開催危ぶまれる?双頭体制にほころび?
 ロシアは2014年にソチで冬季オリンピックを開く予定。
 この場所が北カフカスとかなり近く、テロの危険も指摘されています。
 メドベージェフ大統領、プーチン首相はどのような対応をとるのでしょうか?
コメンテーター 川村晃司(テレビ朝日)
ゲスト     河東哲夫(元ロシア公使)
        林 克明(ジャーナリスト)

<いま人>
青山社中
 迷走する民主党政権で、評価されているのが事業仕上げですが、
 実は政策通の官僚の提言が発足につながったものです。
 その中心メンバーが昨年、官僚を辞め新たなシンクタンク「青山社中」を立ち上げました。
 目指すのは日本の再生です。

テーマ1 なぜ、霞が関・官僚を辞めた?
 政策シンクタンク・青山社中の目的は「世界で戦える日本を創る」
 官僚の立場ではできなかったのでしょうか?

テーマ2 青山社中が目指すもの
 青山社中の理念
 (1)人材育成 (2)政策作り (3)組織作り
 具体的にどのような形でこの3点を実現させるのでしょうか?
 日本再生プランを聞きます。

ゲスト 朝比奈一郎(青山社中代表、元経済産業省)
    遠藤洋路 (青山社中共同代表、元文部科学省)

<WATCH>
今週はお休みです

<特集>
特集・加賀屋
 「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で
 31年間連続1位に選ばれた旅館…石川県・和倉温泉「加賀屋」
 去年12月、台湾に温泉旅館をオープンした加賀屋の会長に聞きます。

テーマ1 加賀屋の台湾進出と背景
 台湾から加賀屋に来たお客さんは15年間でおよそ13万5,000人。
 台湾に和風の温泉旅館を出そうと思ったきっかけは?

テーマ2 加賀屋の「おもてなし」
 日本流のおもてなしの心が台湾でも受け入れられたのでしょうか?

テーマ3 加賀屋イズム
 おもてなしの主役は客室係りの女性。
 その女性が働きやすい環境づくりとして、保育所や料理自動配送システムを導入しています。
 このような環境づくりが、きめ細かいサービスにつながっています。
 

ゲスト 小田禎彦(加賀屋会長)




【2011年1月23日】
<トップニュース>
米中首脳会談 中国の戦略
 友好ムードの裏で莫大なチャイナマネーが動いていました。
 今回の訪問では、実に3兆7,000億円ものアメリカ製品を
 中国が購入することで合意されました。まさに「商談外交」でした。
テーマ1 米国内の「中国脅威論」の行方

テーマ2 中国マネーが世界を席捲

テーマ3 中国のイメージ戦略

テーマ4 先送り…人民元問題の行方

コメンテーター 高橋進(日本総研 副理事長)
ゲスト     柯隆(富士通総研 主席研究員)




<いま人>
TokyoPandaさん
 日本でも人気のファッション誌「Ray]の中国版。
 その中国版Rayで特集されたのが日本人女性、TokyoPandaさんです。

テーマ1 TokyoPanda 人気の秘密
 中国の瀋陽にある大学の医学部に入学。現在は内分泌科の研修医をしている彼女。
 中国のネットで女性に人気で、ブログのアクセス数は1日に2万件を超えることもあります。
 どうして人気が出たのか本人がスタジオで語ります。

テーマ2 TokyoPandaの素顔
 人気の秘密は「リアルなTokyoスタイル」

テーマ3 中国の若者ファッションは?
 中国に留学して5年。その間、若者のファッション観は変わったのでしょうか?

テーマ4 中国でビジネス展開も
 Pandaさんオリジナル・グッズの商品化の話が進んでいます。
 中国でのビジネス展開を狙う企業はいまPandaさんに熱い視線を送っています。

ゲスト TokyoPanda(中国で人気の日本人ブロガー)


<WATCH>
ワールドWATCH
 1.ロシアの元女スパイがテレビの司会者に
 2.ローマ法王がベルルスコーニ首相に苦言
   退陣要求デモも


<特集>
世界の独裁政権
 23年間の独裁政権が崩壊した北アフリカのチュニジア。
 しかし世界には独裁政権あるいは長期の強権体制を強いている国が数多くあります。
 なぜ、独裁政権が続くのでしょうか?

テーマ1 アフリカ・リビア カザフィ大佐
 リビアは直接民主制を謳っていますが国家人民会議が権力を独占しています。
 それを支配しているのが革命指導者の称号をもつカザフィ大佐です。

テーマ2 アフリカ・ジンバブエ ムガベ大統領
 アメリカの外交専門誌が選んだ「世界の独裁者番付」で1位は金総書記(北朝鮮)
 2位がジンバブエで23年間の長期政権のムガベ大統領です。
 ムガベ大統領は86歳。再選に意欲を示しています。

テーマ3 南米・ベネズエラ チャベス大統領
 1999年に大統領に就任。無制限に再選できるようにしてしまいました。
 オバマ政権になり、アメリカに歩みよる姿勢も見せているチャベス大統領。
 長期政権の行方は?

テーマ4 グローバル経済が独裁政権に
 チュニジアでの政権崩壊にはフェイスブックなどネットが大きな役割を果たしました。
 独裁・長期政権に今後、どのような影響を与えていくのでしょうか?

ゲスト 青木一能(日本大学 文理学部教授)








【2011年1月16日】
<トップニュース>
中国・ステルス機開発
 中国軍はレーダーに探知されにくい最新鋭のステルス戦闘機の
 試験飛行を、アメリカ国防長官の訪中時に実施しました。

テーマ1 米中関係が緊張?
 なぜこのタイミングでステルスの試験飛行をしたのでしょうか?
 一方で胡錦濤主席は試験飛行を知らなかった」といわれています。
 軍が独断で行ったのでしょうか?

テーマ2 南シナ海空母配備…中国の狙いは?
 2014年には国産第一号の空母を完成するとみられ
 南シナ海に面した海南島に配備します。

テーマ3 米中首脳会談の行方
 1月19日に行われる米中首脳会談のポイントは?

コメンテーター 谷口智彦(元外務省副報道官)
ゲスト     森本敏(拓殖大学大学院教授)


<いま人>
マーク・ザッカーバーグ
 フェイスブック創設者で26歳。
 フェイスブックは世界で5億人が登録 評価額4兆1,500億円の企業
 ゴールドマンサックスも出資の報道
 そしてビジネス展開も 海外進出を果たしたアパレル・メーカー
 就職活動に使う学生も 

テーマ1 フェイスブックで企業は何を狙う?
 ネット上でマーケットリサーチ、
 そのほか、企業にとってどんな使い方があるのでしょうか?

テーマ2 フェイスブックの使い方は?
 どうやって人脈を広げることができるのでしょうか?
 フェイスブック入門講座です。実名でないとダメなのはなぜ?写真は?

テーマ3 フェイスブックの問題点は?
 日本人の中には「実名を出すのが怖い」という声も多くあります。
 ネット上での誹謗中傷など問題点も検証します。

テーマ4 フェイスブック、日本で広まるか?
 日本での会員は180万人あまり。まだ全人口の2%にも満たない状況ですが、
 日本で浸透していくのでしょうか?

ゲスト 松宮義仁(マーケティングコンサルタント)




<WATCH>
ワールドWATCH
1.モナリザに謎の数字発見 イタリア
2.フランスの職安が開いた「メーキャップ講座」の意味

フランスでは2010年、年金改革に反対して全土で抗議行動が起きました。
そして失業率の高止まり…(2010年予測値9.81%)
フランス政府への不満は強まっているのでしょうか?


<特集>
2012年問題 ロシア編
 2012年には世界各国でリーダーが変わる年、
 ロシアではメドベージェグとプーチンどちらが次の大統領になるのでしょうか、
 その結果が北方領土問題にも左右してきます。

テーマ1 ロシア大統領選の行方
 ロシアでの世論調査ではプーチン31%、メドベーシジェフ21%と
 国民はプーチン首相を支持。この場合、最長12年の長期政権。
 「プーチン独裁国家」なるとの懸念がありますが?

テーマ2 ロシア経済の問題
 原油の高騰によって経済が好調になったロシア。 
 原油生産で中東最大のサウジアラビアを引き離し、
 2年連続で世界1位の産油国になりました。今後も好調は続くのでしょうか?

テーマ3 北方領土問題&大使の仕事とは?
 北方領土問題、大統領選でどのような影響を受けるのでしょうか?

テーマ4 前原訪ロ、北方領土問題は
 前原大臣が2011年2月にロシアを訪問予定。
 ロシアはどんな点を日本に期待しているのでしょうか?
 北方領土問題で解決の糸口は?

ゲスト 兵頭慎治(防衛研究所主任研究員)
    菅野沙織(大和総研エコノミスト)



【2011年1月9日】
<トップニュース>
特集2012年問題 中国編「習体制で何が変わる?」
 アメリカ、ロシア、フランス、韓国で来年大統領選挙が行われ、
 中国、北朝鮮でも権力が移行し、大きく世界が変わる可能性があります。
 中でも、世界経済に大きな影響を及ぼす存在となった中国。
 胡錦濤体制から習近平体制となり、どう変わるのでしょうか?

テーマ1.習近平氏をどう見る?(政治体制)
 習近平氏とはどんな人物なのでしょうか?
 中国国内でもあまり知られていないというその実像に迫ります。
 さらにどんな政治体制になるのか、予測します。
 

テーマ2.進むインフレ どうなる中国経済
 経済は好調と言われる中国が抱える大きな問題…それがインフレ。
 2010年6月からの食料品の消費者物価指数は半年で急激に上昇。
 物価の値上がりが市民生活に影響しているようです。

テーマ3.北朝鮮の"対話路線”
 中国の外交面です。密接な関係がある北朝鮮ですが、
 年明けから「対話路線」を打ち出しています。その狙いは何でしょうか?


テーマ4.どうなる?米中関係
 中国の胡錦濤国家主席とアメリカ・オバマ大統領との会談へ…
 その直前に中国が開発したステルス戦闘機の試作機の写真が話題に。
 軍備の増強を続ける中国…。アメリカとの関係に影響は?

テーマ5 尖閣問題、いつまで続く?
 日本にとって気になるのは…やはり尖閣問題です。
 習近平体制に移行する中、今後も中国の強硬姿勢は続くのでしょうか?

コメンテーター 手嶋龍一(ジャーナリスト)
ゲスト     猪瀬直樹(作家・東京都副知事)
        柯 隆(富士通総研)
        相馬 勝(「習近平の正体」著者)



<いま人>
今回はお休みです


<WATCH>
ワールドウォッチ
1.ブラジル発の女性大統領就任
2.世界で食料高騰


<特集>
「水ビジネスを世界に」

2007年におよそ36兆円だった市場が今後10年で倍以上の
87兆円にまで成長すると予測されている水ビジネス。
この巨大市場に猪瀬副知事率いる東京都が参入。
「世界一」といわれる水道技術を世界に輸出します。

テーマ1.東京都の海外進出「技術力」
 マレーシアでは60%も漏水がありますが、
 東京都は3%という驚異的な技術力を持っています。

テーマ2.東京の水ビジネス「マレーシアから展開」
 マレーシア政府は2020年には先進国入りを目指しています。
 そのためインフラ整備が不可欠で、東京水道の技術と運営ノウハウを
 事業計画の立案段階から組み込めるチャンスといわれています。

テーマ3.「チーム水JAPAN」
 水ビジネスに乗り出したのは東京都だけではありません。
 東京は全国15自治体と連携する会議を設置。
 「チーム水JAPAN」として世界に進出します。




【2010年12月19日】
<トップニュース>
ロシアと北朝鮮の関係に異変?

テーマ1 安保理でも…動きはじめたロシアの狙い
 ロシアが安保理の緊急会合を呼びかけた。
 なぜこれまで北朝鮮の行動に沈黙していたロシアが働きかけたのか?
 ロシアは北朝鮮との外相会談でも異例の「強い懸念」を表明
 北朝鮮とは友好関係にあったはずのロシアに何があったのか?

テーマ2 ロシアと韓国との関係は?
 一方、韓国と接近しているというデータがある。韓国との貿易額、
 統計を取り始めた1992年から52倍に増加している。
 
コメンテーター 野村彰男(元朝日新聞アメリカ総局長)
ゲスト     畔蒜泰助(東京財団研究員)


 

<いま人>
味千ラーメン 重光克昭さん(社長)

テーマ1 中国で成功の秘密と戦略
 中国に470店舗以上、さらに拡大を続ける熊本ラーメンの店「味千」。
 上海万博にも出店、長蛇の列となった。中国人店員の指揮も高い。
 スープにもこだわり、成功のカギは「現地を尊重すること」
 今でも厨房に立つ重光社長、なぜ味千が中国に受け入れられたかを聞く。

テーマ2 チャイナリスク
 反日デモが起こると日本の企業やお店が壊される被害も続出…
 中国に進出する日本企業にとって味千に学ぶポイントは?

テーマ3 なぜ海外戦略を重視する?
 味千ラーメンは中国だけではなくアジア諸国、アメリカにも展開
 日本より海外を重視するのはなぜか?


<WATCH>
今週はお休みです


<特集>
2010海外ニュースランキング
男女1000人対象インターネットによるアンケート

1位 チリ落盤事故
2位 中国漁船衝突
3位 世界的猛暑
4位 北朝鮮が砲撃
5位 『はやぶさ』帰還
6位 円高
7位 ノーベル化学賞に日本人2人
8位 W杯サッカーで日本16強
9位 トヨタの大規模リコール
10位 上海万博
11位 ギリシャ危機
12位 バンクーバー五輪 浅田真央 銀
13位 中国で反日デモ
14位 韓国哨戒艦事件
15位 劉暁波氏にノーベル平和賞
16位 ロシア大統領 北方領土訪問
17位 スー・チーさん解放
18位 金星探査機「あかつき」
19位 パク・ヨンハさん自殺
20位 レアアース中国が禁輸

ヒット商品
●モスクワ…エアコン、酸素バー
●ソウル…キムチ冷蔵庫
●上海…万博イス
●NY…5本指スニーカー、ジョーンズ・ジュース

ゲスト 小野由美子(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版編集長)



  


【2010年12月12日】
<トップニュース>
ノーベル賞授賞式
 化学賞の授賞式から一夜明け、
 スウェーデンに滞在中のアメリカ・パデュー大学の
 根岸英一さんに喜びの声を聞いた
 
 一方、ノルウェーのオスロで行われた平和賞の授賞式は
 主役不在の異例の事態となる。
 中国をはじめ17ヵ国が欠席、中国外交部は「茶番だ」と声明
 オスロ市内では民主化要求デモ、さらに反ノーベル賞デモも

コメンテーター 高橋進(日本総研副理事長)



<いま人>
CNNが伝えた日本の顔
 「いま人」特別編、CNNが世界に伝えた今年話題の3人
 普段、日本のメディアでは見られない意外な本音に注目

 1.本田圭佑(サッカー日本代表)
  本田選手はワールドカップやヨーロッパで活躍。
  CNNは本田選手を「アジアのトップアスリート」の一人として注目

 2.石川遼(プロゴルファー)
  石川選手を「ポスト・タイガー・ウッズ」とCNNは見ている
  史上最年少で賞金王となった石川選手の経済効果は340億円との試算も出ている
  

 3.渡辺謙(俳優)
  ハリウッドで活躍する日本人俳優としてCNNがインタビュー
  自身の闘病体験を振り返り「病気は人生の1ページ」との発言も…
  


<WATCH>
今週はお休みです


<特集>
NEWSキーワード「Kパワー…韓国の力」
 韓国人気アイドルグループ「少女時代」などK-POPは大ブーム!
 テレビなど韓国製品も世界を席巻している…
 エンタテインメントと経済パワー、そこには韓国が世界戦略を狙う
 ある「法則」があった

 韓国の戦略 4段階
  第一段階 大衆文化の流行「ドラマの輸出」
  第二段階 派生商品の購入「DVDを購入し、ドラマのロケ地が観光地化」
  第三段階 韓国商品の購入「テレビや家電製品の売り上げが伸びる」
  第四段階 韓国全般に好意「韓国の文化など韓国が好きなる」

ゲスト IKKO(美容家、韓国観光名誉広報大使)
    金美徳(キム・ミドク 多摩大学教授)
 


【2010年12月5日】
<トップニュース>
北朝鮮情勢緊迫
 日米軍事演習に韓国も参加
 6ヵ国協議を提案した中国は様々な外交交渉を展開
 金正日側近が中国高官と会談「友好関係」を確認
 そんな中、内部告発サイト、ウィキリークスが中国の本音を暴露!

テーマ1 韓国の強硬姿勢に北朝鮮は?
 「北朝鮮が再び挑発行為に出れば、空爆する」と強硬姿勢を表明

テーマ2 北朝鮮の後ろ盾…中国との経済関係
 中国と北朝鮮は経済面では結びつきを強めている。
 中国から北朝鮮への輸出は前年同期比で26.7%増加
 北朝鮮からの輸入も20.6%増加
 金総書記が2010年2回にわたって訪中

テーマ3 アメリカはどうでる?
 アメリカは、中国が求めている「6ヵ国協議の事前会合の開催」に
 応じる様子はない。

コメンテーター
手嶋龍一(外交ジャーナリスト)

ゲスト
神保謙(慶応大学准教授)
柯隆(富士通総研経済研究所・主席研究員)



<いま人>
衝撃!内部告発サイト「ウィキリークス」追跡

テーマ1 ジュリアン・アサンジという人物
 世界を翻弄する「ウィキリークス」創始者アサンジ氏とは何者なのか?

テーマ2 国家に与えた衝撃
 各国にあるアメリカ大使館がその国の首脳をどう評価していたかという
 情報も公開された。
 アメリカ世論は批判的な見方だが、メディアの反応は?

テーマ3 新しいメディアなのか?
 イタリアの外相は「外交上の9・11」…つまり情報によるテロ
 テロという指摘は当たっている?
 犯罪なのか?…「ウィキリークス」の是非

ゲスト
藤えりか(朝日新聞国際報道グループ)
土野レオナード・ビクター賢(元フィナンジャルタイムズ東京特派員)


<WATCH>
ワールドWATCH
1.ワールドカップ、日本を破ったカタールに潜入&ロシア
2.NASAが宇宙生命体に関する記者発表
3.ヨンピョン島からペットが避難
4.オバマ大統領がアフガニスタン電撃訪問


<特集>
特集1
 LCC「格安航空」に密着 アジアの空は変わるのか?
 羽田の新しい国際線ターミナルがオープンして1か月が経った
 アジア最大の格安航空がいよいよ12月9日に羽田にやってくる!
 51空港を担当する37地方自治体のうち約7割が誘致
 あるいは誘致を検討中…
 全国で格安航空誘致の動きがでている

特集2
 NEWSキーワード「チャイナリスク」
 その象徴ともいえるのがレアアース
 中国の生産拠点にカメラが潜入…
 経済大国となり、グローバル時代の世界の中心となろうとしている中国
 世界が中国に依存する中、レアアース問題を始め、
 チャイナリスクが浮き彫りになってきた。
 1.レアアースに代表される中国からの資源確保のリスク
 2.中国国国内の労働と雇用問題のリスク
 3.ネットリスク、中国当局が恐れている
   市民の爆発につながるもの
 4.日中間の外交リスク

ゲスト
藤田幸久(民主党参議院議員)
加藤嘉一(北京大学研究員)



【2010年11月28日】
<トップニュース>
北朝鮮の次の一手は?

テーマ1 米韓軍事演習に北朝鮮は?
空母ジョージ・ワシントンにイージス艦など6隻が参加した
軍事演習に対して北朝鮮は
「無慈悲な軍事的攻撃を加える」(28日)
北朝鮮の次の攻撃はある?
 

テーマ2 中国が動いた!
中国は六ヵ国協議の緊急代表者会合を12月上旬、
北京で開催することを呼びかけた
北朝鮮はどうする?アメリカ・韓国は出席するのか?

コメンテーター 川村晃司(テレビ朝日)
ゲスト     森本敏(拓殖大学大学院教授)


<いま人>
はやぶさ2リーダー 吉川真さん

テーマ1 はやぶさ帰還の奇跡
 数々の苦難を乗り越え帰還
 日本の宇宙技術の高さを世界に示した
 太陽系誕生の謎を解き明かす第一歩という偉業

テーマ2 はやぶさ2の目的
 そして「はやぶさ」は再び宇宙を目指す
 動き出したプロジェクト
 陣頭指揮をとるのが準備チームリーダーの吉川真さん
 生命の起源の解明するというその“驚くべき計画”とは?

ゲスト JAXA 吉川真准教授 
(天体軌道計算の第一人者、「はやぶさ」プロジェクト・サイエンティスト)





<WATCH>
ワールドウォッチ
1 イギリスで学生デモ キャメロン首相の秘策「幸福度指数」
2 イタリアでも学生デモ 世界遺産コロッセウムを占拠
3 インドにできた女性専用列車に入り、殴られる男たち
4 トラ保護国際フォーラムにプーチン首相と温家宝首相



<特集>
反日デモのさなか…中国に進出した日本企業

特集「イオンモール天津…1人のビジネスマンの挑戦」
 9月、中国・天津…イオンモールの楳沢仁さん(59)
 プレオープンを前にあわただしく準備をする
 東京ドーム2個分、スーパーや映画館の入る総合施設

中国人作業員は日本とペースが違い、工事が遅れる
 楳沢は中国に単身赴任して1年2か月…
 「中国では日本では考えられないことが次々起こる」
 電球が盗まれる、看板の文字が違う…

やっとプレオープンにこぎつけたが、そこに起きた尖閣問題
 グランドオープンはやむなく延期
 イオンモールの「郊外型店舗」は中国にはない
 受け入れられる自信はあった…
 九州のイオンには中国人観光客が大挙押し寄せる

グランドオープンの直前にも近くで反日デモ

そして運命の日を迎えた…(10月29日)






【2010/11/21】
<トップニュース>
日本外交を考える

テーマ1 尖閣とレアアース、中国の狙いは?
尖閣諸島沖に現れた2隻の漁業監視船 1隻は最新型
日本に対して再び圧力をかけてきた
一方でレアアース輸出に関しては改善の兆し
中国の狙いをどう見ればいいのか?
日本外交の打開策は?

テーマ2 「北方領土の交渉はしない」ロシアの真意は?
日ロ首脳会談が行われたすぐ後
ロシアの有力紙が
「日ソ共同宣言での2島返還に基づく交渉は行わない」
(メドベージェフ大統領に同行した消息筋の話)と報道した
北方領土交渉はどうなる?ロシアの真意は?

テーマ3 アジア重視に転換…アメリカ
オバマ大統領は中間選挙後、インドなどアジアを訪問
アジア重視へ路線を転換している。
中国、ロシアそしてアメリカ…
大きく変わるアジアをめぐるパワーバランスの中で
日本はどうすれば?

コメンテーター
野村彰男(元朝日新聞アメリカ総局長・元国連広報センター所長)

ゲスト
宮家邦彦(元中国公使・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)
畔蒜泰助(東京財団研究員)




<いま人>
デーヴィッド・キャメロン英首相
5月の就任以来高い支持率を誇る44歳の素顔に迫る

エリザベス女王と遠縁
代々銀行を経営していきた名家に生まれる

数々の異名を持つ
「キャメロオン」…党首就任直後はころころと発言を変えたことから
「ミスター10%」… 歳出削減のため省庁予算一律10%カットを主張したため
「鉄の男」… 男性版サッチャー元首相

保守党のイメチェンに成功 13年ぶりに政権を奪回
妻のサマンサ婦人は貴族の出身で、デザイナーで服装や
スピーチをアドバイスするなど夫をプロデュース

そのキャメロン首相が国の命運をかけ10兆円の歳出削減に取り組む
○公務員49万人削減(全体の8%)
○中央省庁の予算を平均20%削減
○付加価値税(日本の消費税)を17.5%→20%へ
○子ども手当てに所得制限
○年金支給開始を66歳へ

こうした削減案に対してイギリス国民は
○避けられない 58%

痛みを伴う改革に、デモや学生の暴動も起きているが、
国民の多くが支持していることがわかった。


<WATCH>
ワールドウォッチ
1.ウィリアム王子婚約、その経済効果は? イギリス
2.今年も大学受験は大騒ぎ        韓国
3.プーチン首相新たなイメージ戦略    ロシア
4.GM復活・再上場とご満悦オバマ大統領 アメリカ



<特集>
■特集「走る…グローバル化したマラソン・ビジネス」

過熱するマラソン・ブーム…マラソン人口は1400万人とも言われ
ビジネスとしても大きく拡大している
きっかけの一つは東京マラソン 
そしてその東京マラソンが目標とするのが
いわゆるニューヨークやベルリンなど5大マラソン
各大会間でも激しい競争が…
国際ビジネスとして様々な展開を見せているマラソンを描く


【11月7日】
<トップニュース>
1.尖閣漁船衝突ビデオ公開の波紋
  ▽中国での反応は?
  ▽日本側の有力な外交カードだったが
   中国が逆に対抗措置などに利用することは?
  ▽胡錦濤主席がAPECで日本を訪れる予定だが
   日中首脳会談は実現しそうか?

2.ロシア大統領北方領土訪問の狙い
  ▽メドベージェフ大統領の国後訪問 外相は「国内視察」と
  ▽ロシアの新聞では「ここは私たちの領土だ」

  テーマ①なぜこのタイミングで?
  ▽2012年の大統領選挙にはプーチン首相が意欲を示す
   これをけん制し国内での評価を高める狙いもあるとされる
  ▽9月の中ロ首脳会談では「領土」について宣言も
  ▽APECのホスト国で「対抗策」は打ち出せるのか?

  テーマ②日本の外交カードは?
  日本とロシアはさまざまな共同事業を現在進めている
  ①サハリン沖の石油・天然ガス開発
  ②東シベリアの原油試掘
  ③トヨタ・日産などがロシアで自動車生産

  テーマ③ノルウェー外交に学ぶ
  ▽ノーベル平和賞授与に関して中国に毅然とした態度
  ▽「平和」こそ「国益」…ブレない国民性
  ▽ロシアの大陸棚領有権問題を解決…その外交戦略
  ▽さまざまな環境関連の援助や協力を実施
  ▽北海油田で培った採掘技術力も交渉に

  テーマ④APECで日ロ首脳会談は?
  メドベージェフ大統領北方領土訪問を受けて
  一時帰国していた河野駐ロシア大使が7日、モスクワに戻る
  APECでの首脳会議に向けて調整を行うほか
  メドベージェフ大統領の新たな北方領土視察計画について
  情報収集をすると見られている
 

ゲスト 下斗米伸夫(法政大学法学部教授)
    谷口智彦(元外務省副報道官・慶応大学特別招聘教授)

<いま人>
今週はお休みです

<WATCH>
ワールドWATCH
①ミャンマー総選挙はじまる
②歴史的合意?英仏が空母共有…イギリス
③ベルルスコーニ首相また問題発言
④オバマ大統領歴史的敗北
 政権運営がきびしい状況に
 大敗北後初外遊も"批判"の的…
 2年後の再選に向けて何ができる?
 

<特集>
GLOBE企画「さかな…ノルウェーの漁業」
▽回転すし店やスーパーでもノルゥエー産の魚
▽ノルウェー大使館内にあるノルウェー水産輸出審議会に聞く
 「ノルウェー漁業の強さと戦略」輸出相手は160か国に
▽漁民たちも高収入、船長は年収1500万円…その秘密は?
▽一番の違いは「個別割り当て制度」
 船ごとに漁獲量を割り当てるため
 漁師たちは「一番高く売れる」時期や魚群を選ぶ
 安い値段の小さな未熟魚は獲らない→資源保護にも
▽一方、日本は「オリンピック方式」大枠の漁獲量だけが
 決まっているので言わば「早いもの勝ち」で漁を行う
 そのため値崩れのリスクも
▽日本は高い大型のノルウェー産のサバを輸入し、
 安い小さなサバは国内では売れないため輸出…この矛盾
▽日本の漁業…このままでいい?

ゲスト 高成田享(朝日新聞 石巻支局長)


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