昭和偉人伝
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古賀政男&服部良一
日本の昭和歌謡界の礎を築いた偉大な二人の作曲家:古賀政男と服部良一。
古賀政男は、極貧の少年時代を過ごし、マンドリンやギターに惹かれ、明治大学在学中にマンドリン倶楽部創設の一翼を担い、作曲家への道を進む。「丘を越えて」,「酒は涙か溜息か」,「人生の並木路」,「湯の町エレジー」そして美空ひばりの「柔」,「悲しい酒」など、今なお多くの日本人に愛されている曲を作曲する。
一方、古賀政男とほぼ同時代を生きた服部良一は、大阪フィルを経てジャズバンドで活躍。指揮者メッテルに学びやがて作曲家に。苦悩の末、洗練された曲作りでブルースやジャズ、ブギのリズムなどで日本歌謡界のJポップのルーツともいうべき名曲「別れのブルース」,「蘇州夜曲」,「東京ブギウギ」,「青い山脈」,「銀座のカンカン娘」など数多く誕生させた。
そんな二人は、作曲家としてともに国民栄誉賞を受賞している。
戦前、戦後を逞しく生き抜き、多くの人々の魂に寄り添いながら日本人の情感をしっかりとらえ数々の名曲を誕生させた古賀政男の原点とは・・・・?
また洋楽を学び、その魅力を取り入れながら、これまでの日本歌謡と一線を画する魅力的な曲を数多く誕生させJポップへの道を切り拓いた服部良一の原点とは・・・・・?
そして古賀政男、服部良一は、後進の曲作りをする人たちにも大きな影響を与えた。
日本の戦前、戦後の歌謡界のヒットメーカー古賀政男、服部良一にスポットをあて、様々な資料と証言を基に歌謡界の巨人二人の生涯と名曲誕生の秘密に迫ります。