映画情報

2015年2月2日
韓国で動員1100万人超えの大ヒット映画『国際市場(原題)』が5月日本公開決定!

「貧しくつらかったあの時代。自分ではなく家族のために生涯を生きてきた父を見ながらいつも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。祖父、祖母、そして父、母への世代の全ての人に感謝の気持ちを贈りたい」。1,145万人の観客を動員した『TSUNAMI-ツナミ-』で韓国国民を感動で包み込んだユン・ジェギュン監督が、家族への愛情あふれる物語を描き出した『国際市場(原題)』。本作は、釜山の“国際市場”を重要な舞台の背景に、朝鮮戦争の興南撤収、国民儀礼、ドイツ派遣、そしてベトナム戦争など激動の歴史を通して、家族のために生きた一人の男の生涯を描いた大河ドラマだ。
幼い頃、朝鮮戦争時の興南撤収作戦で父、そして末の妹と離れ離れになり、母と残された2人の兄妹と共に避難民として釜山で育ったドクス(ファン・ジョンミン)。成長したドクスは父親代わりにお金を稼ぐため、西ドイツへの出稼ぎや、ベトナム戦争への出兵など幾度となく生死の瀬戸際に立たされる。しかし、彼は家族のためにいつも笑顔で必死に激動の時代を生きていく――。
主人公は『ユア・マイ・サンシャイン』『新しき世界』などで演技派として高い評価を得ているファン・ジョンミン。青年時代から老齢まで、時代に翻弄される男を見事に演じている。韓国では2014年の12月17日より公開され、観客動員1130万人(1月21日付)を突破し、現在で韓国映画歴代7位の大ヒット。さらに動員を伸ばす勢いだ。
そして、日韓国交正常化50周年の今年、日本でもCJ Entertainment Japan配給で5月、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国順次公開が決定! 日本でも早くも映画ファンの期待が寄せられている。