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2014年12月11日
コリアン・シネマ・ウィークでゲスト来日のキム・ガンウにインタビュー!

10月に開催された「コリアン・シネマ・ウィーク2014」でゲスト来日、主演映画『チラシ:危険な噂』のティーチインも行ったキム・ガンウにインタビューした。
―今年は、2月に『チラシ』が公開、4月からはドラマ『ゴールデンクロス』に主演、その後映画『カート』、『奸臣』と精力的に作品に出演している理由は。
「単にタイミングがよかっただけです。『奸臣』の出演は考えていなかったのですが、ドラマ撮影中に監督から連絡が来て、もともとやってみたいキャラクターだったので急遽出演を決めました」
―作品が続くと、役の切り替えや役作りなどが大変だと思いますが、切り替えはすんなりできるタイプ?
「忘れるのは早い方だと思います。終わったとたんにせりふも思い出せないぐらい(笑)。そのほうが楽ですし。でも、次の作品までには短くても準備期間は作っています。1週間から10日ぐらい旅に出るんです。そして最初の3日ぐらいは、一切何もしない。そして5日目ぐらいから少しずついろいろなこと、役について考え始めます。少しずつ役を知っていく、作っていく段階が楽しいですね。だから、1週間以内ですぐ次の作品に入る、ということはできません」
―作品を選ぶときに、特に重視する点は。
「前作とキャラクターが重ならないこと。リアリティーが多少なりともあるということ。あまりに現実とかけ離れているものはいやですね」
―映画作品が多いのですが、ドラマについてはどう考えている?
「もともと、映画俳優になるために俳優になったので、なるべく映画は優先したいとは思いますが、だからといってドラマを排除する気持ちはないです。最近はドラマのジャンルも多様になっているので…恋愛ものよりユニークなものに出たいです」
―視聴率は気になる?
「主役をやるからには気を使わないわけにはいかないですね。でも、以前は視聴率絶対主義といったものがありましたが、最近は視聴の方法も多様になっていて、視聴率の数字が本当の数字かどうかあいまいになってきています。ですから、視聴率よりも評価が重要だと思っています。そしてキャラクターを演じることによって、自分のパワーを見せることが大事。…とはいっても気にはなりますけどね」
―『チラシ』ではOSTにも参加されましたし、アイドル経験もありますが、今後またOSTなどに参加したい?
「いいえ。(歌ったことは)間違いでした(笑)。決して歌はうまくないんです。たまたまOSTに加わりましたが、これから歌うことは考えていません」
―オフの日は、どのようなことをしますか?
「旅行によく行きます。ひとり旅もよく行くんですが、こういう仕事をしていると子どもたちと接する機会がなかなか持てないので、子どもと旅行するようにしていますね」