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2014年12月4日
インタビュー:『貴婦人』主演ヒョン・ウソン「僕は、嘘をついてもすぐにバレてしまう」

愛に生きる女たちと、金と権力を求める男たちの愛憎劇『貴婦人』主演のヒョン・ウソンが、ドラマ、そして演じたハン・ジョンミン役について語った。
―『貴婦人』はどんな作品?
「ふたりの女性が出て来ます。富と権力を代表するひとりの女性と、その家で家政婦として働いている人の娘で、ふたりは同級生なんです。そのふたりの愛と友情と対立、そして彼女らの間でもつれ合っている人物たちの複雑な関係を表したドラマです」
―演じたハン・ジョンミンはどんなキャラクター?
「高学歴で頭脳明晰、性格も誠実でまっすぐな子供時代を過ごすが、学生時代に父親が事業に失敗し家庭内での困難を経験する。そしてその後も愛する女性を守ることが出来なかったりと、さまざまな挫折を味わいます。そして愛する女性と家族を立て直さなきゃならないという、責任感にとらわれて歪んだ欲望を持ってしまうキャラクターです」
―前作『福寿草』のハ・ユンジェから抜け出すことに苦労はなかった?
「困ったことはありません。ハ・ユンジェより少しだけ冷徹で、仕事ばかりしているキャラクターがハン・ジョンミンだと思います。『福寿草』は視聴率がよく、同じような役へのキャスティングの話が何度もありました。それに関しては、自分がその役をうまく表現できていたんだと、いい風に受け取っています」
―演じるにあたって気を付けた点は?
「すべての人がそういった面を持っていると思うんですが、僕はデビューする前から悪役がうまく出来そうな気配があったようです。インタビューを受けるときには、こうやって丁寧に話をするんですが、本当に仲の良い友達からは、人を傷つけるようなことをよく言うと言われます。私の持っているそういった悪い面をもっと出さないといけなかったのに若干不足していたかなと思っています」
―ご自身との共通点はある?
「ハン・ジョンミンは本当に色んなことを考えているんです。彼女がこの人、何を考えてるの?と思ってしまうほど複雑で口数も少なくて。僕は、嘘をついてもすぐにバレてしまうし、複雑に考えた瞬間バレてしまうんですよ。嘘もつかないまっすぐな性格なのであまり似ていないですね」
ヒョン・ウソンほかパク・チョンア、ソ・ジヘ、リュ・テジュンら出演の『貴婦人』はホームドラマチャンネルにて12月9日(火)より日本初放送スタート。