ドラマ情報

2014年9月23日
「第41回韓国放送大賞授賞式」で『鄭道伝(チョン・ドジョン)』が大賞を受賞

今年の上半期、韓国を熱狂させたKBS大河ドラマ『鄭道伝(チョン・ドジョン)』が9月3日、ソウル汝矣島KBSホールで開かれた「第41回韓国放送大賞授賞式」で最高賞である大賞を受賞した。韓国放送大賞は、韓国国内で2013年6月1日~2014年5月31日の間放送された作品を対象に厳しい審査を経て選抜した番組の功績を称える授賞式であり、今年で41回目を迎える歴史ある賞だ。
KBSのドラマによる大賞受賞は、第37回大賞以後4年ぶりで、同作は他にも「TVプロデューサー賞(ガン・ビョンテクPD)、作家賞(チョン・ヒョンミン)など3冠王に輝いた。
『鄭道伝(チョン・ドジョン)』は、KBS大河ドラマとして、今年1月から6月にかけて韓国内で放送された、高麗末の乱世を乗り越えて易姓革命を成し遂げ、朝鮮建国の功臣として名を馳せたチョン・ドジョンの波乱万丈な生涯を描いた作品。
高麗恭愍王後期、王妃魯国大長公主の霊前工事と恭愍王の狂気のために高麗がますます没落しているときに、成均館末端官職であるチョン・トジョン(チョ・ジェヒョン)は恭愍王と民心を察して国を統治するようにと上訴を提出する。しかし、恭愍王が読む前に高麗の実力者であるイ・イニム(パク・ヨンギュ)は、上訴を横取りし、さらに恭愍王の後継者が賎民出身だという噂を流そうと企てる。そこにチョン・ドジョンとチョン・モンジュ(イム・ホ)ら成均館儒生たちは命をかけて高麗の未来のためにイ・イニムをはじめとする高麗の腐った権門勢家を弾劾しようとするが…。
韓国では、チョン・ドジョンとイ・ソンゲ、チョン・モンジュ、イ・インムなど、誰もが知る歴史上の人物たちのセリフと熱演に毎回語録が出回るほど、出版界と学界に新しい風を吹き込み、「チョン・ドジョン」シンドロームを巻き起こすまで話題となった。 日本でも5月よりKBS worldで毎週土・日曜22時55分より好評放送中。時代劇ファンはもちろん、要チェックの見逃せないドラマだ。