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2014年9月22日
ベッドシーンも話題、ソン・スンホン主演R指定恋愛映画『情愛中毒』が11月公開

これまで韓国映画で描かれることのなかった1969年の軍の駐在地を舞台にした禁断の恋愛情事を描く『情愛中毒』。『スキャンダル』(観客動員数352万人)、『恋の罠』(250万人)、『春香秘伝 The Servant』(303万人)などR指定恋愛映画のヒットメーカーとして定評のあるキム・デウ監督がメガホンを取り、主演を監督の熱望でキャスティングされたソン・スンホンが務めるところで早くから話題を呼んだ作品だ。
勲章を受けた戦争の英雄であるキム・ジンピョン大佐は、指揮官の義父と美しい妻を持ち、周りからの妬みと羨望の的であり、大将への昇進も間近に迫っていた。しかし本当は、夫の出世に躍起になる妻への愛情は冷めきり、ベトナム戦争の心的外傷後ストレス障害に苦しんでいた。ある日、キョン・ウジン大尉がジンピョンの部隊に移動となり、妻のガフンと共に隣に引っ越してくる。彼女は他の士官の妻たちとはどこか違っていた。ジンピョンはひと目で恋に落ち、これまで感じたことのない気持ちに戸惑う――。
ベトナム戦争の英雄、軍隊のエリートであるキム・ジンピョンに扮するソン・スンホンについてキム監督は、「撮影前から、この役に対する意欲があふれていた。その熱意こそが僕の探し求めていたものだった。撮影を終えて、キム・ジンピョン役はソン・スンホンしかいなかったと確信したよ」と確信のコメントをしている。ガフン役には韓国芸術総合学校を卒業したばかりの世間にほとんど知られていない新人イム・ジギュが起用された。キム監督は「純粋無垢な顔の後ろに、隠れた魅惑的な美しさを感じた。彼女ならガフンを演じることができると思った。最初のセックスシーンでは大胆という言葉では足りないほどの演技を見せてくれた。これからもっと素晴らしい女優になるよ」と称賛を惜しまなかった。
官能的なベッドシーンも話題の『情愛中毒』(配給:クロックワークス)は11月22日(土) シネマート新宿ほか、ロードショー。