映画情報

2014年8月11日
あの伝説的名作『友へ チング』から12年。待望の続編『チング 永遠の絆』が公開に

2001年、当時『シュリ』が持っていた動員記録を塗り替え、韓国で社会現象を巻き起こした青春ノワールの伝説的名作『友へ チング』から12年。オリジナルと同じクァク・キョンテク監督によって映画化された待望の続編『チング 永遠の絆』が公開される。
本作は、ノスタルジック・ノワールとも形容された前作のテイストを継承しつつ、三世代に渡る裏社会の男たちの生き様を、より激しく、より切なく描出。ハードなアクション・シーンを随所に散りばめながら、前作では明かされなかったドンスの死をめぐる真相と共に、絆と宿命のドラマが展開されます。韓国では昨年11月に公開し、R指定作品中史上最速で観客動員100万人を突破するという新記録を樹立した。
前作から17年後、親友ドンス(チャン・ドンゴン)殺害罪で服役していたヤクザのジュンソクが出所するところから物語はスタート。ジュンソク役は前作から引き続きユ・オソンが務め、ジュンソクの弟分として次第に固い絆で結ばれていくソンフン役には、本作で映画本格デビューを果たし本国で高い評価を得たモデル出身のキム・ウビン。若き日のジュンソクの父役は、『MUSA‐武士‐』などで日本でも人気の高いチュ・ジンモが演じた。
2010年。親友ドンス(チャン・ドンゴン)の殺害に関わった罪を償ったヤクザ、ジュンソク(ユ・オソン)が出所し、故郷の釜山に舞い戻る。しかし組織はずる賢い副会長ウンギ(チョン・ホビン)に牛耳られ、ジュンソクの居場所はどこにもなかった。やがてジュンソクは刑務所で出会ったソンフン(キム・ウビン)という血気盛んな若者を弟分に迎え、ウンギ一味との非情な抗争に身を投じていく。ところがジュンソクと固い絆で結ばれたはずのソンフンが、実はドンスの隠し子だったという衝撃的な事実が発覚。ふたりは、残酷な宿命に翻弄されていくのだった…。
『チング 永遠の絆』(配給:東京テアトル、日活)は9月6日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国ロードショー。